
「フェミニズム界いちの芸達者」小倉千加子、7年ぶりの新刊です!! 母との葛藤に死ぬまで苦しめられた中島梓、佐野洋子の分析から、飯島愛の苦しみ、さんまの笑い、なでしこジャパンの秘密、その出会いや主張の違いを語る上野千鶴子論まで。《心理学》のフィルターを通して語られる人物論や政治、芸能、犯罪の裏側──エッセイを読む醍醐味にひたれる圧巻の352ページです。
著者 | 小倉 千加子●著 |
ジャンル | ノンフィクション・エッセイ・絵本 |
出版年月日 | 2020年1月発売 |
ISBN | 9784900963887 |
判型・ページ数 | 四六判並製352頁 |
定価 | 本体1,700円+税 |
内容説明
●がんになった中島梓は母との葛藤に苦しめられながら、なぜ母と離れられなかったのか。
●最後に母との和解を作品の中で実現させた佐野洋子から苦しみは消えたのか。
●芸能界から忽然と姿を消したちあきなおみは女性ジェンダーの完全なる体現者である。
●理論家であり義侠心に富む上野千鶴子は女性の問題を「数学」のように解こうとする。
●結婚は経済学の次元から美学の次元に突入した。スクールカーストの時代に著者は何を思うのか。
……などなど硬軟おりまぜて紡がれる88本のエッセイ集!!
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