「命の重さがなぜこんなに違うのだろう?」国際援助の最前線で過酷な現実を見てきた、医師ならではの貴重なレポート。
著者 | 黒岩宙司 |
ジャンル | ノンフィクション・エッセイ・絵本 |
出版年月日 | 2008年7月発売 |
ISBN | 9784900963429 |
判型・ページ数 | 四六判上製256頁 |
定価 | 本体1,600円+税 |
内容説明
32歳の時、ぼくはボランティア医師としてアフリカの大地を踏んだ。勤務したマラウイの小児病棟では、1か月発売に100人の子どもが死んだ。そしていつのまにか、死そのものにも麻痺していく――。先進国や国連がかかげる「国際援助」「貧困削減」というスローガンは美しい。だが、本当に貧しい人々にその善意はなぜ届かないのか。読売新聞の「顔」欄で紹介された本。
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